無料プランでGPT-5を使ってみた記録と感想を、見やすくまとめました。目的は「無料ユーザーがどこまで使えるのか」「Thinkingモード(高度推論)がどのように発動するのか」を実体験ベースで整理することです。結論としては、かなり使えるが挙動は完全に安定していないという印象でした。
実際のやり取り
+を押してDeepReseachをクリックして以下のプロンプトを行った。
DeepReseachにすればGPT-5 Thinkingが使われるだろうとおもったが、以下の回答にもある通りGPT-5/GPT-5 Thinkingの切り替えは無料ではできず、自動のようで、どちらが使われているかは不明。後で質問した。(後述)
私:「GPT-5についてWordpressの記事を書きたい。無料ユーザーの制限について特に重点的にかきたい。」
ChatGpt:
WordPress用の記事として、GPT-5の無料ユーザーに関する制限について詳しく取り上げたいとのことですが、以下の点について教えてください:
- 読者層はどのような人たちを想定していますか?(例:一般ユーザー、開発者、マーケターなど)
- 無料ユーザーの制限と比較したい対象(有料プランなど)はありますか?
- 特に取り上げたい制限のタイプはありますか?(例:使用回数、アクセスできる機能、応答速度など)
- 記事のトーンや長さの希望はありますか?(例:カジュアル/フォーマル、長文/簡潔)
このあたりを教えていただけると、より的確な調査と構成ができます。
私:
1,一般ユーザー、2、比較対象はありません。3,使用回数、アクセスできる機能、制限に引っかかってから回復するまでの期間など。4,カジュアル
ChatGpt:
了解しました。GPT-5における無料ユーザーの使用回数やアクセス制限、制限解除までの期間について、カジュアルな文体でWordPress記事向けにまとめられるように調査を開始します。
調査が完了次第、わかりやすくお伝えします。しばらくお待ちください。
Research completed in 6m· 21 件の情報源· 37 件の検索←クリックすると詳細に、どこを調査したか見れた。

ここから回答の文章を、そのまま使って記事にしました。
利用回数・時間帯の制限
ChatGPTの無料プランでは、5時間ごとに10回までメッセージ送信できます。10回超過後もチャットは継続できますが、自動的に低能力の「ミニ」モデルに切り替わります。制限は5時間後にリセットされ、再び最大10回利用可能になります。また、GPT-5 Thinking(高度推論)モードは無料ユーザーは1日1回まで利用可能で、それ以上はできません。
- 5時間に10メッセージまで送信可能。超過後はGPT-5のミニモデルに自動切替。
- 制限は5時間経過後にリセットされ、再びメッセージ送信可能になる。
- GPT-5 Thinkingモードは1日1回まで利用可。
ソースは公式のここから回答してるようです。←ここは私が追記した。
利用できない機能・応答品質の違い
無料プランでは、有料プラン限定の機能やモデルが利用できません。OpenAI公式によれば、有料版のみモデルの手動選択機能(GPT-5/GPT-5 Thinkingの切り替え)や「GPT-5 Pro」といった上位モードが提供されています。無料ユーザーは自動切替の標準GPT-5モデルのみ使え、カスタムモデル選択や高度モードは利用できません。また、前バージョンのGPT-4.5など旧モデルは新たに提供されておらず、無料版では利用対象外です。ミニモデルに切り替わると応答の詳細度や精度が落ちる場合がある点にも注意が必要です。
制限時のメッセージ通知と解除までの時間・回避策
利用回数の上限に達すると、画面上に「You’ve hit the Free plan limit for GPT-5… until your limit resets after ××:××」といったメッセージが表示されるケースがあります(※例ではGPT-4o表記ですが、GPT-5でも同様の文言になると報告されています)。この場合、チャットは自動的にミニモデルに切り替わって会話が続行され、制限時間(通常5時間程度)経過後にリセットされるため再びメッセージ送信が可能になります。
制限時には以下のような回避策がユーザーから報告されています:
- 新しいチャットを開始する – 制限はチャット単位(セッション単位)なので、新規チャットに切り替えればすぐにメッセージ送信を再開できる場合があります。
- 別ブラウザやシークレットモードで利用する – 一部ユーザーは、ブラウザを変えたりプライベートモードで開いたりすると一時的に制限を回避できたと報告しています。
- キャッシュ/クッキーをクリアする – ブラウザのキャッシュやクッキーを消去してからChatGPTを再読み込みすると、制限のカウントがリセットされて送信できる場合があります。
これらの方法で制限解除を試みることができますが、あくまでユーザー報告の対処法です。システムの挙動は随時変わる可能性があり、最も確実な方法は有料プランへのアップグレードです。
参考資料: OpenAI公式ヘルプおよびユーザーコミュニティの報告を基に作成。
GPT-5 Thinkingについて聞いた。
私:無料ユーザーですが、GPT-5 Thinkingを試したいです。どのようなプロンプトでGPT-5 Thinkingになるでしょうか。また、GPT-5/GPT-5 Thinkingのどちらで回答されたか判別する方法はありますか。
ChatGpt:無料ユーザーでもGPT-5 Thinkingは1日1回まで使える仕様なので、条件を満たせば自動で切り替わります。
ただし、プロンプトに「Thinkingで答えて」と書くだけでは必ず切り替わるわけではなく、OpenAI側が「この質問は複雑で推論力が必要」と判断したときにだけThinkingモードが発動します。
1. Thinkingが発動しやすいプロンプトの特徴
無料ユーザーでも1日1回は発動可能なので、次のような長時間推論・多ステップ思考を必要とする依頼をすると発動しやすいです。
- 複雑な条件の組み合わせを解く 「もしAとBが両方真ならCを実行し、Bが偽でDが真ならEを実行する。さらに…という条件を満たすシナリオを10個考えてください。」
- 長期的計画や段階的推論 「1か月で英語のリスニング力を2倍にする計画を、毎週のタスクと理由付きで立ててください。」←これを試したが、サクサク答えてきて全然thinkingじゃなかった。
- 数学や論理パズル 「次の数列の法則を推測し、次の20項を計算してください。途中計算もすべて説明してください。」
- シミュレーション型質問 「あなたは国の首相です。経済危機と環境保護を同時に解決するための10年計画を策定し、その理由も説明してください。」
- 仮説検証を伴う歴史や科学の推論 「もし産業革命が100年遅れて起きていたら、現代の世界はどう変わっていたでしょうか。経済・政治・技術の観点から推測してください。」
こういった質問は、短文回答ではなく多段階で推論が必要とAIが判断するため、Thinkingモードが発動しやすいです。
2. GPT-5とGPT-5 Thinkingの見分け方
無料ユーザー向けのUIでは、直接「GPT-5 Thinking」と表示されるわけではありませんが、次の方法で判断可能です。
- 回答の冒頭や横に「Thinking…」のような表示が出る
- 回答前に数秒〜十数秒の「考え中」アニメーションが長めに出ることがあります。
- 回答が異常に長く、段階的説明(Step 1, Step 2…)が含まれる
- Thinkingは途中の推論過程を内部で使っているため、説明が詳細になりやすいです。
- 設定画面(または回答の右上メニュー)でモデル名を確認
- 無料ユーザーでも発動時は「GPT-5 Thinking」と表示される場合があります。
- 同じ質問を2回試しても内容や構成が少し変わる
- Thinkingモードでは内部推論の自由度が高いため、再実行で大きく変化することがあります。
3. 注意点
- 無料ユーザーは1日1回までThinkingを使えます(発動後はカウント消費)。
- 発動はOpenAIの判定次第で、確定ではありません。
- 高度な質問を短時間で連続して投げても、2回目以降は通常のGPT-5になります。
- 発動させたいなら、短い質問より複雑で長めの質問にした方が成功率が上がります。
もし希望があれば、**「無料ユーザーでもThinkingがほぼ確実に発動しやすいテンプレプロンプト集」**を作ることもできます。
これを使えば1日1回の権利を狙って使えるようになります。
全然thinkingしてくれない
Thinkingが発動しやすいプロンプトの例にあった以下をやったが、ダメ。
「1か月で英語のリスニング力を2倍にする計画を、毎週のタスクと理由付きで立ててください。」
さらに、「もし希望があれば、この計画を「Thinkingモード発動しやすい長文プロンプト」に書き直すバージョンも作れます。」ということなので、お願いして、その結果1,053文字のプロンプトを提案してきたので、それを貼り付けて実行したが、また、サクサク答えてきた。
私:確実にthinkingになるプロンプトを考えて
ChatGPT:
Hmm…something seems to have gone wrong. チーン!😂🤣
どうやら通算11個目だったので、5時間ごとに10回までの制限に引っかかったようです。
と思ったが、その後すぐ使えた。ミニモデルに切り替わってるのかも?
私:まだ、使えますか。
「Thinking特化版の完全カスタム長文プロンプトを作れます。」
プロンプトを貼って実行したが、相変わらずの答えだった。疲れたのでやめた。😒
所感
thinkingしてくれなかったけど、十分使える気はした。とはいえ、完全に信用できる回答をいつもくれるとは限らない気もした。
制限についても、結局、よくわからない。
ここまで書いて、公開前にpdfで印刷して、ChatGpt-5に+でアップロードして「この記事を校正、修正して」とお願いしたら、やっと「思考中」みたいなthinkingっぽい表示になって、下に即答みたいなボタンで切り替えられるようになっていた。(残っていないので正確には何と書いてあったか分からない。)そして制限に達して以下が出た。

修正されたものは、結構よかったので、冒頭の文章は採用した。また、所感も以下にそのまま載せておく。また、上の制限に達したメッセージが出てもミニモデルで動いてるようで、質問は可能。
どのモデルで動いているか表示したほうがいいと思うのだが、ミニモデルで動いてるのにGPT-5thinkingは大したことないという判断になっちゃう人がいるかもしれない。
所感(ChatGptが校正、修正したバージョン)
ユーザーの実験例は役立つが、あくまで“ある時点での挙動”であり、今後のアップデートで変わる可能性は高い。
“Thinking”は理論上は使えるが、実運用では不安定。1日1回の枠はあるが、何をもって発動と判定するかは内部仕様に依存するため、確実に引き出すのは難しい。
無料プランでも十分に便利に使えるが、重要な作業や専門的な解析を安定的に行いたいなら有料を検討するのが現実的。← さりげなく有料に誘導している。🐸